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失業率の算出方基準

 以前、経済状況の算出基準に疑問を投げかけたことがある。失業率だけだが、これが現政権ではついに変更された。

 ブラジル地理統計資料院(IBGE)によれば、従来から失業率は2つのパターンで算出していたそうで、この結果をどのように発表するか(どちらか、または両方など)は、政府が決定するものなのだそうだ。現政権は、従来発表されていなかった方法を選択した。結果的には失業率は上昇するのだが、「現政権の失業率が高いとのイメージを持たせるものではない」ということである。新たに変更された点は、次の通り。

1) 失業期間
従来7日だった求職期間が、「過去30日間に求職活動を行い、かつ就職できていない者」に変更された。

2) 年齢
労働活動人口の下限を、従来の15歳から10歳へと拡大。

3) 農業地域
従来、ひとまとめにされていた地域(サンパウロとリオ、ベロ・オリゾンテ、ポルト・アレグレ、レシーフェ、サルバドール)を6地域に分割して計算するほか、新たな行政区も算出の対象とする。

4) 質問事項
 調査項目はより詳細かつ具体的にする。

5) 対象者
就労者で他の企業での就労を希望しているもの、非登録就労者などを経済活動人口に組み入れる。

6) 国際労働機関(ILO)
いずれの変更も、ILOの推奨する方法に準拠し、他の国の指数との比較を可能にする。

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