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ブラジル小話 2005年6月

 

日付順(逆順)に並んでます (2005年7月はこちら

2005.06.30 
 実は先週から救荒食(カレー)暮らし。出来合いのカレー粉とカレールーで作るカレーを「料理する」といってよいのかどうか微妙なわけで、この後ろめたさを打っちゃるべく、「抹茶アイスクリーム」を作ってみた。いやぁ、家庭でできるもんですねぇ…アイスクリーム。といっても、人様に味わっていただけるレベルじゃないけど。はるか昔、入手した「アイスクリームミックス」を、兄がそのまんま凍らすという手段に出て以来、自宅でアイスクリームを作るというのがトラウマになっていたんですよね。ただ、それほど劇的に安くできるというわけではないです。完成品を2リットルとして5レアルぐらい。反対に、手間はものすごくかかります。
【ナナメ読み】
ブラジルの味@岡村淳のオフレコ日記
 またまた、沁みた。はるか昔から、「取材対象と共に生きながら報道」してこられた岡村さんならでは。それに、子供の観察も鋭いなぁ…と、わが身を振り返って反省するのでありました。最初、岡村淳さんの「淳」の字が、「純」になってました。岡村さん、御免なさい。ブラジルに来てすぐの頃、私の記事で「岡村淳子」と書かれた新聞が大量に日系社会にばら撒かれたことがあったのでありますが、またまた間違えた(当時は手書き原稿で、写植のオヂサンが間違えたんですよ…と、言い訳)。私の上司だったM子さんが…「岡村さんがお礼をFAXで送って来られたんだけど、『ありがとうございました。岡村淳子』って書いてあるんだよね。何でかな? あ、うわっ、はっはっ!」と、豪快に笑っていたのを思い出す…。もちろん訂正が…出たわきゃぁない。
たこ焼きとフェイジョアーダ@当地日本語新聞
 個人的にはH記者の記事にワクワクしながら毎日ページを開くニッケイ新聞なんですが、30日付のフェイジョアーダの記事(って、主役はフェイジョアーダじゃないですが)は、H記者のスタイルとは違った味わいで、これまた楽しめた(どなたが書かれたのかは知らない)。楽しめる記事のバリエーションが豊富なのも、ニッケイ紙の面白いところ。個人的には、県人会長に焦点を当てすぎたために、「何でフェイジョアーダ祭りを県人会で実施することが会の盛り上がりにつながるんだ?」とか、「そもそも、何でフェイジョアーダじゃなきゃいけないんだ?」といったあたりが消化不良の感じ。もっと読みたくなった。フェイジョアーダ祭りが活性化につながるのは、なぜなのか。こういったテーマって、活動が萎え萎えの日系団体にとって、連載して欲しいぐらいの話題じゃないでしょうか? でも、何でフェイジョアーダじゃなきゃいけないんだ?っていうのは、分かるような気がする。フェイジョンですら抵抗あるとき(もちろん独身時代)に、バールなんかで一緒した日本人(先輩移住者)に勧められたのがきっかけで、気がつくと好きになっていた…。もちろん、勧めた先輩移住者も同じようにして、フェイジョアーダが好きになった経験の持ち主なんだな。そういう、(男の)初心を思い出してくれる雰囲気。そして女性陣も、フェイジョアーダ好きのダンナを喜ばせようとしているうち、気がつくとフェイジョアーダ作りの達人に…。そんな夫婦の青春時代を思い出させる味と雰囲気が、フェイジョアーダを囲んで集う日本人の心に沸き起こるんじゃないでしょうか。それで子供は…どうなんでしょうか? いや、そこが知りたい。世代を重ねて、どんなお祭りになってゆくのか。そして、奇しくもサンパウロ新聞には、「移民とたこ焼き」の記事。たこ焼きも、フェイジョアーダの反対の反対というか、そういう風に育って欲しい(現状、ブラジル人にとって日本文化との接触は、あんかけヤキソバなわけですが…)。最近の日本人移民にとっては、「たこ焼きを食うと日本を発った時を思い出す…」ってことはないか。私はそうだけど。でも、日系社会の少なからぬ人たちが、「たこ焼き」と聞くと戦後移民のなかでも若い世代(代表:タコヤキマン)を思い出し、彼らの活躍に想いを馳せるのではないでしょうか? 岡村さんの日記と合わせて、食べ物と人生経験が密接にリンクしていることを改めて実感。ご馳走様です。

2005.06.29 
 サンパウロ紙を読む限り、文協の中央集権的、あるいは独裁的な体制は相変わらずみたい。この対策は、「新聞が独裁ぶりをどんどん報じること」じゃなくて、新聞自身が地方の政治的発言を日常的に拾い集めること(つまり支局や通信員を編集の組織や理念に取り込むこと)じゃないかと思う。6面の地方欄って、ニッケイ紙もサンパウロ紙も、もともと通信員がほとんどいなかったところから頑張ってここまで来たといえるんだけど、最初にニッケイ新聞が導入したときから「地方の通信欄」という位置付けできたもんなぁ。まぁ、編集会議をやっても編集部内、それも日本語とポルトガル語でバラバラ(単なる想像ですが…)って状態では、支局員や通信員と編集理念を共有する(記者が支局員との関係で自己否定する=地方に本社の記者が行くのではなくて地方で記者を育てる)なんて無理そうだけど。参考【ネットワークな関係の時代
【ナナメ読み】
ブラジル人は性的に保守的@Terra
 …だそうです。

2005.06.28 
【ナナメ読み】
AmBevがStella Artoisをブラジルで製造・販売(6レアルだそうな)
こちらは対抗馬
 安いビール?にシフトし始めている日本とは、まさに逆でございますな。「ブラジルってビールが安くていい国だよぉ」と、その昔、新聞社の先輩記者(ただし女性)がおっしゃっていましたが、そんな時代も過去の話になる…ってコトはなさそうなのが嬉しいところ。ちなみに、ビールの価格の35%が税金でござんすよ。
移民特集@昨日のニッケイ新聞

 選挙終了後はなしのつぶてかいな…と思っていたら、出ました。谷広海氏へのインタビュー(@ニッケイ新聞移民の日の特集)。しかし、贔屓の引き倒しが相変わらずなので、違和感を感じたのですが…。もともとニッケイ紙には、「世代の調和と日系社会の発展」というイメージを抱いている。一方で、サンパウロ新聞には「一世(移民)の代弁者」っていうイメージ。もちろん、どっちもポジティブなもの。それで件の企画は多分、上原文協会長との座談会を目指して断られ、その時点で営業的に「穴をあけられない」状態だったのだろうと推測…。
 でも、「もったいないし大変だけど、あえて差し替え」のほうが、編集部にとってはよかったかも。記事が描く谷さんの位置付けは、「戦後移民(一世)代表」、「私が文協会長になってれば…よりよい活動を行ってた(会長になるのが目的の立候補)」、「ルーラ大統領との訪日を提案したが実行しなかった。理由は知らない(改革に向けた協力体制と対話が成立していない)」というあたり。こういう路線は、サンパウロ新聞のほうが手馴れて上手くまとめるんじゃないだろうか…と思った次第。同じ路線だと、2紙を読む楽しみが減るし。
 でも良く考えると、私のいたニッケイ紙の創刊当時、創刊のお題目である「世代の調和と日系社会の発展」なんて、編集部内ですら実現不可能だった(ましてや日系社会を…)。そんな路線ははるか昔に掛け声があったというだけであって、一度も敷かれたことはなかったんだな。だから、編集方針が変わったという意見は、若返り人事に対する個人的な思い入れと期待へのギャップというものであって、的外れ。ごめんちゃい。

2005.06.27 
 ようやく出先でも更新できるようになった。…ところで、ニッケイ新聞の編集方針が変わってきたと感じるのは、気のせいでしょうか??(続きは明日)
【ナナメ読み】
マスコミ人の行く末は「没落」しかないのか?@R30::マーケティング社会時評
 まさにその没落を、身をもって体験している最中でございます。
トヨタ新社長「ハイブリッド車年間100万台宣言」@読売
 熱くなってまいりました。
クールビズ好感、でも「定着しない」49% 世論調査
 私も日本ではなかなか定着しないと思う。なぜなら、後押ししているのが「省エネ」とかの能書きばっかりだから。本当に省エネというのなら、究極の省エネ(本当は酷暑に合理的に適応した生活スタイルのいち断面)といえるブラジル先住民の裸ルックを導入してみろ!(といっても、本当に裸ん坊で暮らしているインディオは少ないらしい) 一方で、こういう動きもあるそうな。私は、どちらかを選ぶなら「六尺」がいい。

2005.06.26 
【ナナメ読み】

土足文化@岡村淳のオフレコ日記
 沁みた。普段、穴だらけの靴下を履いてるもんでな(笑)。

東洋街

場所 Pça da Liberdade

カメラ

Minolta A1 
  (2/3)

レンズ

7.2-50.8mm (19mm)

露出

F3.2 1/25

感度

100

WB

4900 K

現像

SILKYPIX

2005.06.25 
【貴卑コラム】
 UNENをつぶすな − へそ曲がりの主張

2005.06.24 
 くだんのイベントに参加した方の話。「歌がすんごいんだから。良かったよぉ。でも、来ている人がドコドコ社長とかばっかなんで、顔がぜんぶお金に見えたのがイヤだったけどね。まぁ、金集めだから仕方が無いか」。…しかし、この人も社長だったりするんだわ。

2005.06.23 
【ナナメ読み】

交流協会が不交流協会に@サンパウロ新聞
 日本側が一方的(ブラジル側と交流しない)という意味だとは思いますが、この見出しは実際に活動している協会生に失礼かも。送り出しはしないけど受け入れはできると頑張って欲しい気もあるけど、それはそれで難しいか…。
出席者10人 お粗末総会@ニッケイ新聞
 横にある「記者の目」は微妙だなぁ…。記事で書ききれなかった雰囲気を伝える…なら分かるけれど、ご高説ですか(言い換えれば、補足不要なほどに記事だけでインパクトが十分だったっということですが)。この視点で取材したものが読みたくなった。記事には記者の私情が注入されていない(してはいけない)というのも幻想なわけで、どんどんやって欲しい。上原さん自身、「言いたいことを記者は聞いてくれない」と言ってるそうだから聞いて書いて、全国的な指導力を発揮(彼の意見を全国の日系人に問うということを)させてあげればどうなんだろうか。記者のご意見よりは、上原さんの見解(ビジョン)のほうが読者には関心があると思う。記者が訊いたら「口をもぐもぐ…」なら仕方ないんだけど、それはそれで記事にもなるわな(笑)。とはいえ記事と写真、ともに閑散とした雰囲気が伝わってきてとても面白かった。これが、日系社会というものの現状なんだろう。今のご時世、多くの移民が共同幻想として抱いている日系社会のイメージというのは、地道な地域活動や文化活動ではなく、100周年の集金晩餐会に代表されるような、非日系のセレブと親睦してもらうために日系人が寄り集まるという、社交界のようなものなわけだ。コロノ(コーヒー農園の住み込み作業者)からスタートした日本人移民も、豊かになったモンです。そこでさて、日系社会のイメージについて、いったいどっちの頭を切り替えるべきなんだろうか?

2005.06.22 
【ナナメ読み】

大豆は精子の働きを弱める@デンマーク発BBC Brasil経由
 豆腐大好きな中国では、人口が爆発的に増加している(らしい)のだが…。
貴乃花親方:ジーコ流弟子育成が目標@毎日
 笑ろた。ジッコと会ったことはないけれど、兄のエドゥーは大好き。初対面の時(と言っても、その一度しか会ったことはないのだが)、「あなたが、ジッコのお兄さんですか?」という、とんでもなくサッカー音痴な質問をした私。しかも案内された部屋に男性は私と彼だけで、他に兄貴と呼ぶことができる人間なんていないだろという状況。この質問にエドゥーは、「いやぁー、俺には(ジッコの)母親から生まれた記憶はないんだよ。だけど俺の母親によれば、どうやらそうらしいんだ。彼女が本当のことを言っているならね」と言って大爆笑、場を和ませてくれた。貴に、「若の弟さんですか?」と、相撲音痴が聞いたらどうなるんだろうか。
紀宮さま:山階鳥類研究所を退職 11月の結婚を控え@毎日
 この件で私が一番ワクワクしているのは、果たしてどのような結婚式になるのかということ。内親王の場合は、皇室の伝統に即したものである必要はないらしい。だから、「あのアクアマリン」が結婚式の衣装の宝飾品として使われはしないだろうか…という期待なのだ。

2005.06.21 
 先週の話。実は、クジラさんとばったり遭遇。なんと、日本に帰るという…のだけど、ちょい悩み中だそうな。ずっと昔、私が結婚する時、「ブラジルに来た限りは生涯独身だろう! やりたいように独りで生きるのが人生。なのに結婚なんて…」と、独身貴族を自慢していたクジラさんも、今では一児のオトーサン。一足先にブラジルを引き払った妻子の後を追うのだそうな…。「子供がカワイイからなぁ…(ちなみに2歳)。アイツ(奥様)がブラジルには行かないってんだから」とブラジルに後ろ髪をひかれつつノロケるクジラさんに、「日本になんか、自分の足で歩ける人生なんてないっしょ。ブラジルでは苦労もするけど、自分の人生を描くことができるんだから。とっとと別れてわが道を行けば?」と、これまた、10年近く前のクジラさんのように語ってしまう私…。勇気付けるつもりだったのだが、「そうだよ。お前の言うとおりだよ…」と、別れ際にクジラさんは翳を引きずっていったのでありました。
【団塊さんウォッチ】
 手伝っている事務所のパソコンがハードディスクをついに認識しなくなった。3月頃から認識しなくなることが時々あり、4月には「新しいのを購入して、ごっそりコピーして万一に備えておいたほうが」と忠告していた。しかし団塊さんの、「動くことは動くんでしょ!」のひと言ですべてを先送り。さて。クラッシュ後の第一声は、「中古だと4GBのが70レアルぐらいであるんだけど、どう。新品だと150レアルぐらいするし、40GBもいらないでしょ」。この差額は…家族で焼肉に1回行くぐらいも違わない。またしても、業務に安コネクションを持ち込むのか、団塊さんは…。しっかし、業務の根幹となるハードディスクに中古という発想もすごいな。というか、このご時世に4GBの中古ハードディスクを70レアルで売るほうも売るほうだ。で、団塊さんはその中古4GBのハードディスクを私に手渡しながら…「傷もなくピカピカだし、ほとんど新品だ。新品だよこれ」と、自己催眠状態…。そりゃ、持ち歩いたりするモンでもないんだから、外装はピカピカだろうよ。

2005.06.20 
 本来ならここで、大エンコントロ 移民とたこ焼きの結果報告…なのですが、ブラ母滞在中とあって親孝行のために欠席。概略は、岡村さんの日記に。

2005.06.17 
 夜半、別の親戚を訪問しているブラ父から、「小切手が無くなっているのに今、気付いた」という電話が。もちろん、「電話したり助けてチョ」ということなわけで、わが家に滞在中のブラ母も引き連れて銀行のCD機に直行。設置された緊急電話を利用するものの…つながらない。別のところも同じで、入り口に「6時から22時まで」の表記が…。それで家に帰ってインターネットで調べたところ、基本は24時間なんだけど、特別な暗証番号が必要とかで、結局、つながらなかった。確かこれ、電撃誘拐(銀行口座からの現金引出しを目的とした突発的かつ一時的な誘拐)対策じゃなかろうか。あれやこれやで、結局、就寝したのは午前2時。

2005.06.16 
【ナナメ読み】
チュパチュパ被害者が12人に@Terra
 11歳の少女が、入院先の病院で亡くなられました。

2005.06.15 
【ナナメ読み】
狂犬病感染者は死者11人を含め14人に@Folha de São Paulo
 50歳の女性の感染が確認され、ベレン市内の病院に移された。この病院では他に、25歳の成人男性1人と、11歳の子供が入院中。
イタウ銀行が香港に支店を開設@Valor Economico紙
 中国に支店を開設せよとの顧客の要望が強いため、という。確か昨年9月頃に日本にも支店を開設していなかったか…。当然、中国支店は進出企業、日本支店はデカセギ相手ですな。日伯関係と中伯関係から見ると、日本と中国にはそれぐらい、外交戦略(行政手腕)に差があるのだとも言える。本日発行されたEstado紙の日本人移民特集も、そういう意味では関係づくり(といっても日伯じゃなく、いわゆる日系…と言って悪ければなんちゃってブラジル移住日本人とブラジル社会の関係づくり)の稚拙さが丸出しになったような恥ずかしい方向性の企画で、読めたモンじゃなかった。と書きつつ、実は以上は、内田教授のブログを読んで思った感想だったりするわけです。まぁ、朋友によってこんな企画が年明けからスタートしていたんだから、そりゃ、文協会長選は必死のパッチで盛り上がるわな(爆)。

2005.06.14 
【ナナメ読み】
弘道お兄さん:「ぴちょんくん体操」を披露@毎日
 ブラジルのテレビ界にはあまり、「体操のお兄さん的キャラクター」がいない気がする。てか、いない。一方で、流行歌の振り付けを教えるダンスのお兄さんは、結構いるんだわ。そう言えば、ブラジル老人クラブ連合会から、高齢者向けの体操を教える人材が不足していると聞いたことがあった。体操とダンスは、似て非なるものですなぁ。
コウモリにチュパチュパされて11人死亡@Folha de São Paulo
 本日付の記事によれば、パラー州で、吸血コウモリに咬まれたことで11人が狂犬病に感染して死亡。先日の報道から被害者が5人拡大したことになる。それにしても、チューチューやらチュパチュパやら、擬態語を使用すると、何やら亡くなられた方に対して不謹慎な感じを受けるな…。Folhaのサイトのほうをちょっくら見てみたんですが、どうやら紙版にしか掲載されていないようです。皆さんと共有すべき情報と思われるので、こちらに日本語で乗っけました。

2005.06.13 
 
大エンコントロ 移民とたこ焼きで写真展を開催されるたこ焼きマンことマツモトコージさんの影響で、モノクロ撮影。といってもデジタルカメラの撮影機能でモノクロを選択しただけですが。久しぶりにJPEGで撮影し、若干のレタッチと調色。何となく写真にさめてきたこの頃、久しぶりに暗室作業をしていた頃を思い出した。

 【ナナメ読み】
従軍慰安婦:中山文科相「実態はあったが用語はなかった」
 この言い回しで思ったこと。
 ブラジルの日系社会:貴卑管理人「用語はあるけど実体はない」。全国的な「社会」なんていう実体はぜんぜん存在していなくて、「それが存在すると思い込んでいる人たちの共同幻想」と「幻想を抱いている人たちのコミュニティー」というのが実態。だけど、「局所的ソサエティー(社会)同士のコミュニティーという意味でブラジルの日系社会は存在しているという言い方もできる」。そうすると、コロニア(植民地)という呼称は(今となっては、ほとんどが物理的に植民地を形成していないわけですが)、今でも意味があるのかも。つまり今は、各家庭が日系社会の1植民地という時代。

2005.06.10 
【ナナメ読み】
ひめゆりの証言「退屈」 青山学院の入試英語問題
 私も負けずに、「ひめゆり」を「移民」に置き換えて出題してみた。「移民の証言『退屈』 貴卑談語学院の入試コロニア語問題」。ひめゆり版が、「修学旅行で沖縄に来た生徒が、戦時そのままの防空壕(ごう)で強烈な印象を受けた後、元ひめゆり学徒の体験談を聞くという設定」なのに対して、移民版は、バックパッカーがブラジルに来て移民の体験談を聞くという設定。で、後日、次のような記事が配信される。「『なぜその話が好きでなかったか』との設問もあり、4つの選択肢のうち『移民の話し方がコロニア語で意味不明だった』が正解。『話を聞いた後、何を感じたと思うか』との問いには『言葉が必要でないこともあるが、コロニア語が理解できるようになると、人生はさらに楽しく豊かになる』を正解とした」。貴卑談語学院学長の談話 「移民100周年を控え、戦前戦後の組織的移民の体験者が次第に減る中、体験談がなくては、かつての入植地を訪れても今ではラテン気質一色で当時の雰囲気などを実感できるはずもなく、コロニア語が理解できれば移民体験をより豊かに楽しく語り継いでいけるのではないかと訴えたかった」。
【訂正】 
チューチューじゃなくてチュパチュパだゴルァ!@岡村淳さん
 昨日のコウモリの話題に関して、岡村淳さんからご指摘いただいた。
 吸血コウモリは、ドラキュラみたいにチューチュー吸うんじゃなくて、カミソリのような歯で獲物をスパッと切り、「切り口からたれてくる血液を下でチュパチュパと口で受けるのです」。しかも、「このコウモリの唾液には血液の凝固をしばらく阻止する作用があ」るそうです。
 岡村さん、ご指摘ありがとうございました。そう言えば4年ほど前、岡村さんを取材している同僚の女性記者に、岡村さんが吸血コウモリに関して実演風の説明をしておられたのを思い出した。さすがにこの女性記者に歯で切りつけたり、チュパチュパしたりするってことは無かったです。次回の吸血コウモリ実演劇場では、ハチ娘のお尻を相手に!ってことで。でも、お尻は傷付けないでね。

2005.06.09 
【ナナメ読み】
コウモリにかまれて6人死亡@Terra
 狂犬病なんでしょうか? 
岡村さんの吸血コウモリの話を思い出した。すでに180人がかまれてワクチンを投与されているってのもすごいな。ピラニアが空を飛んで人を襲うっていう映画はホラーというよりコメディーだったけど、こっちはホンマモンだからなぁ。でもたぶん、そんなに堂々と襲撃するわけじゃなくて、蚊のようにチューチューされたんでしょうねぇ。
ゴーン報酬は10億円
 まさにブラジルというか、欧米みたい。「優秀な人材を留めるため、グローバル基準の報酬体系が必要」というのも分かるわな。とはいえ、日産のみなさんも「お金だけ」のために働いているわけじゃないと思いますが。

2005.06.08 
【それゆけ団塊さん】

「渡辺恒雄って、元共産党員なんですねぇ」
「だれ?」
「え?(やっぱり愛称のほうが通りがいいか) ナベツネですけど…」
「知らんな。聞いたこと無い」
 ちなみに某社社長であるこの団塊さんは、「あいつら、本当に常識がないからなぁ…」と、客である進出企業のエライさんを事務所でこっそり罵倒するのが大好きである。
 で、この記事を読んで、毎日新聞はあいかわらず面白いなぁ…と、感心することしきり。
【ナナメ読み】
双方向の交流促進を@ニッケイ新聞

 政府報道官じゃなくて横田パウロ氏が「大統領訪日の成果を報告」(記事から引用)するということが異常な事態であることには、誰も触れないんですね(爆)。で、その横田氏を21世紀協議会メンバーに参画させた黒幕のひとりから昨年末に依頼された同氏の業績の翻訳なのだが…、「金が無いから訪日する5月末に支払う」と言われ、トンズラこかれた。この人はブラジル政界とのつながりが強いってことで、永年にわたって商工会議所で大威張りしておられるわけですが、なんですかね。まぁ、ご親戚が日本でナベツネと交友(といっても犬猿の方らしい)があられたそうなんで、そういう人種(ってどんなだよ)と言っちゃって良いのかも。今日はナベツネがらみで暗い話題ばっかりだな。
 えっと、補足しておきますと、せっかく様々なメディアから成果を炙り出した(連載・ルーラ大統領の成果は)わけで、今後やるとすれば、それこそ政府側に切り込むってことなんだと思うんですよね。だから単なる個人の随行報告を、「大統領訪日の成果を報告」として大きく扱うってなんだ?ってことなわけ。提言だって、別に21世紀協議議員会の提言ですらない(その前に、あくまで個人の記者会見なわけで、いくら理事長といってもサンタクルス病院を使っての会見はまずかろ?)。そんなものは、「随行訪日日記」とかの見出しをつけて読者欄に掲載させればよかんべ?
南マット・グロッソ州のブロイラーの病気は「ニューキャッスル病」@エスタード
 検査結果が発表されました。鳥インフルエンザじゃなかったのは、不幸中の幸いだけど。でも、ニューキャッスルも決定打じゃないらしい。日本語はこちらにある。

2005.06.07 
【ナナメ読み】

ルーラ大統領の訪日の成果は(4)@ニッケイ新聞
 落としどころが、やっぱりセンスいいですねぇ…という感じ。コテコテといっちゃぁコテコテで、日系コミュニティーに浸かりきっていない私には、ちょっとゲップが出そうでしたが。実は、(3)をあまり読んでなかったりしますです。読んでいる途中で気になることがあって、WEBで調べもの体制に入ってそのまま新聞とサヨナラしてしまった。連載といえば、日記風(時間に沿って流れてるという意味です)で綴ったサンパウロ新聞「日本移民の父を偲ぶ旅」がそうなんだけど、面白そうな内容の割には、初回を逃すと絶対に途中から読み始めるってことがないんですよね(私だけ?)。こういうスタイルの連載ものって、紙媒体よりWEBに向いている気がする。てか、最近は何でもWEBの方が便利な気がするこの頃。でも、サンパウロ紙は連載ページ内に各回へのリンクがないんで、それはそれで、読む気が萎えるんだわ。そんなことを、昨日からボーっと考えてますです。調べもののほうは、またの機会にまとめてみる予定。

2005.06.06 
 昨日、追加分がアップできてなかった。というわけでもう一度。
 先日お知らせした
大エンコントロ 移民とたこ焼き詳細みんなでつくる移民百周年サイトにあります。裏方のブラ子さんと、「町についてからはどうやって行くんだろ?」と話してたら、実はアクセスマップもあって、至れり尽せり。サンパウロからなら、途中、南回帰線を横断しますですよ(看板に注意してね)。私も、千枚通しを握り締めて参加すべく(笑)、色々と調整中…のところ、なんと次の週末から、ブラ父とブラ母がサンパウロにやってくるんだそうな。ブラ妻曰く、悪い虫がつかないためにハチ娘の洗脳…じゃなかった、ハチ娘に洗礼を受けさせるんだとか。どうなることやら。

2005.06.05 
【ナナメ読み】

 逮捕された。で、こっちに写真あり。逃走経路も含めて、関与していた犯罪組織をあぶりだす上でも、ここがスタート地点という感じですか。

2005.06.03 
【ナナメ読み】

ルーラ大統領の訪日の成果は(2)@ニッケイ新聞
 本論には関係ないことだけど、セミリンガルという言葉を始めて聞いた。ブラジルの準二世(とくに私の周囲では戦後、小さい頃に親に連れられてブラジルに来た一世)を思い出した。この人たちって、どちらへの適応も中途半端な人たちが結構いる(もちろん、そうでない人もいます)。そんな人が、今後は日本国内でも増える(というかすでに増えている)ということかな。ただ、「この中途半端って何ぞな?」と考え始めると、結構複雑。準二世に限らず一世だって、コロニア財界の有名人なんかにも、中途半端な…双方の都合の良いところを切り貼りしたがる人が多い。つまり双方の間に立って、日本人に対しては「ここはブラジルですから…」と言うと同時に、ブラジル人に対しては「俺たちは日本人だから…」と言う、コウモリのような人たち。双方を寄り合わせる(止揚させる)のが仕事じゃなくて、単にトラフィックの上がりをハネている人。後輩移民を餌にしてパクつく先輩移民ってのも、これと同じ原則だわな。「この会社は日本企業みたいなものだから…(移民同士、苦労を分かち合おう)」と、サービス残業を求める一方で、「給料が安いったって、(あんたにゃ分からんだろうけど)ここはブラジルだから(…下っ端は奴隷労働だろ)」という手合い。こんなのもセミリンガルに含めるとすれば、そりゃもう、すごい数で蔓延しているってことになる。てか、両方の悪弊の寄せ集めだから、セミカルチャーってやつか。ま、こんな人たちは、ブラジル全体が景気良かった頃の自慢と喧伝ばっかりだから、Semi−というより、蝉カルチャー人間か。

2005.06.02 
 ブロイラーの病気は、鳥インフルエンザじゃなかったらしい。
【ナナメ読み】
ルーラ大統領の訪日の成果は@ニッケイ新聞
 30日に言いたい放題書いた矢先、ニッケイ紙はまとめ記事の連載をスタート。当初から準備していたんでしょう。こういうセンスって、やっぱり若返り人事の効果ですかね。ただ、何が何でも6面あるいは7面に掲載する必要はなかったかも、という点がちょっと気になった。あの見開きって、個人的には「生き様ページ」みたいな、ちょっと人間ドラマ的な印象があるんですよね。といっても、この連載も人間ドラマっぽい切り口なわけで、それはそれで統一されているんですけど。面白い試みの割には、目立たないことを宿命付けられているという印象。

2005.06.01 
 …という次第で、1枚掲載。それから、南マット・グロッソの養鶏所で気管器系の伝染病が広がっているそうですが…なんですかね。カンピーナスにある農務省の研究所が病原体を検査中で、1日にも発表が行われる予定。

ゲイパレード

場所

Parada Gay

カメラ

Olympus E1 (4/3 CCD)

レンズ

14-54mm F2.8-3.5

露出

F4 1/800

感度

100

WB

5200K

現像

SILKYPIX

(2005年5月はこちら

 

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