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ブラジル小話 2005年8月

 

日付順(逆順)に並んでます (2005年9月はこちら

2005.08.31
ナナメ読み】
ライカ「デジタル・モジュールR」を9月から発売@DCWatch
 個人的には、EOS-5Dよりもすごいと思える…。もちろん、欲しいとかそういうのとは違う感動なんだけど。

2005.08.29
 サンパウロ市の一部では、最高気温32度だったそうな。明日は35度の予想…。まだ冬なのに。
【貴卑談語コラム】 レプトスピラ症にご注意
 三浦先生に投稿いただいた掲示板の内容を、消えないように独立させました。

2005.08.28
【ナナメ読み】

Mのモーニング 朝っぱらから?@Mのランチ
 大阪の食の奥深さを堪能させてくれるMさんのブログに、ついにブラジルの「あれ」が登場。しかし…こんなに泡立ったっけ?

2005.08.26 
 昨夜は、A新聞のIさんのお別れ会。偶然横に座られた某社のSさんから、食文化というか食べ物の嗜好の話をお聞きできた。以前、別のサイト(すでに消滅)に書いた、インスタントラーメンに粉チーズを入れて湯がくブラジル人の話を思い出して頭の中で相槌を打ったり、はたまた未知の話に脳みそが刺激されたりと面白かった。それでも、そんな程度の話は出し惜しみするレベルじゃないようで、ポンポンと出てくる。企業の中ではもっと緻密な調査研究がなされてるのだなぁ…と、その丸秘のほうの情報を妄想して遠い目になるのでありました。
 終盤、お酒コーナーに「51の粉末パック」があるのを発見。「をを、これは…水を入れるだけでカイピリーニャになるという、アレですか!」と言って、J通信のIさんから失笑を買う。「
アルコールは粉末にできないっすよ…」。つまりこの製品は、砂糖とリモン(ライム)フレーバーのセットなんだわ。カシャッサ(ピンガ)を別途、購入して注ぐ。そこで思い出した。これが発売された2001年、まったく同じ話を「粉チーズラーメン」のブラジル人と話したっけ。…進歩ないですね、私(涙)。
「砂糖とリモンだけだったら、自分で選んだほうが良くない? 安いし」
「便利じゃない。俺、作り方わかんないし」
「…」
 この製品がまだ存在するのは、それなりの需要があるってことか…(当時は冷蔵庫で冷やして飲むだけというカイピリーニャ缶も発売されましたが、これもまだあるのかな…)。なんか、ブラジルってビジネスチャンスの宝庫に見えてきた。をっと、そう言えばわが家には、結婚した時(96年)にいただいた、Tupiのピンガ缶がまだご存命だよ。

2005.08.25 
 ようやく、プロバイダーのサーバーメンテが終了。
 用事を頼まれ、24日の夕方、高野書店へ行ってきた。何と「
電車男」が積まれている。「電車男ですね」というと、「ぜんぜん売れないよ」との返事で、笑いこける。
「この本、コロニアの人には、何が書いてあるかわからないだろうね」
 あはは。たぶん、日本の人でも分からない人が多いと思う。
 他には、「バカの壁」なんかがさりげなくあったりして立ち読み。ああ…、私がいつも感じてることだよ…と、自省も込めて、納得。また白川静の字書や著作がその向かい側の辞書コーナーにあったりと、いつ来ても多彩な顔ぶれでありますよ。
 高野書店に前回足を伸ばしてから少しインターバルがあって、その間に積もり積もった話で盛り上がる。それと、実はちょっと訊いてみたい話があったのだ。どちらも個人的に関心のあることなんだけど、ひとつはバイカルチャー、もうひとつは、日本語ビジネスということ。それでこの日は、日本語ビジネスの話を聞いた。いろいろと、考えさせられる。それにしても近頃はお忙しいようで(と言っても、必ずしも本がバカ売れと言うわけではないけれど)、体調を崩されたようだ。お話も手短にして切り上げてきた。未明に、江戸っ子さんからメールが入る。こんな夜遅くまでご苦労さん、と思ったのだけど、たぶん、最終バスでご帰宅されたイキオイってことじゃなかろうかとニンマリした。こんなことなら、バイカルチャーに関しても高野書店でネタを仕入れとくんだったと後悔。
 ところで、江戸っ子さんから届くメールが、いつもに増して
ものすごく丁寧な日本語(NHKチック)なのは、やっぱり新事業の影響なのかな。そこんとこ、非常に気になる。

2005.08.22 
 週末、サントスへ行ってきた。ブラジルを訪問中のWillieさんのネット友達Gabbyさんに会うのが目的。いわゆるオフ会というやつ(といっても、アッシーの私とブラ妻、ハチ娘を入れてもわずか5人なんですが)。サントスはいつも迷いまくるので一抹の不安があったものの、「大丈夫でしょう!」と勇んで出発。「まぁっすぐ降りたら、そのまんまバスターミナルだから、旧コーヒー取引所に足を伸ばしましょう」なぁんて言ってたら、「プライア・グランデへようこそ」のゲートをくぐる。ぎょ。そう…アンシエッタではなくて、イミグランテスを降りてきていたのでありましたよ(涙)。そしてその後はお約束のように、ぐるぐると迷いまくり、旧コーヒー取引所に足を運ぶこともままならずにGabbyさんとの待ち合わせの場所と思われる地点に到着。パダリア兼バールのようなお店に入ると、背が高くて無精ひげの日系人のおっちゃんがいる。おずおずと「この広場は○○?」と尋ねてみと、「そうだよ」。「それでこのお店は○○番?」。「そうだけど…ああ、君かぁ、僕の妻の友人は…」と、ちょっと想定外の発言に戸惑う。「いや、それは私じゃなくて、私の知り合いで。私は彼をここに連れてきて…」と、自分でもなに言ってんだか分からない説明をアタフタとするのでありました。
 Gabbyさんが来られるまで、何か飲みましょう!ってことでメニューに目を通すと、ビタミーナが2種類ある(というか、たぶん、厳密には4種類ある)。そのひとつは、なんとあの、まっかっかのベテラーバ(砂糖大根)入りだそうな。「本当に入ってる? 間違いない?」と、店のお姉ちゃんにシッカリ確認して注文。「ベテラーバ入りなんて、聞いたことないなぁ…。
キワモノですよ。他所では飲めないかも」と、Gabbyさんがおられないのを良いことに、Willieさんにもトンでもない説明をしてお勧め。そして…やってきましたよ、イチゴミルクみたいな色で。ギョエーと思いつつ飲んでみると、味は至って美味そのもの。この色と味がサントス名物になるまで、がんばって欲しいぞ、などとバカな妄想をしたりするのでありました(あまりのインパクトに、写真撮影を忘れた)。そして…いよいよGabbyさんが到着。サントス行きの話を聞いてから、ずっと確認したかったことを開口一番に質問する、ぶしつけな私。もう、3週間ぐらい前から、ずっとウズウズしてたのだ。その質問とは…


「あの、蛮人堂さんってご存知ですか?」


 世の中、狭いですねぇ(笑)。その後は、ついつい「蛮人堂談義」で盛り上がりたくなるのを、「をいをい、今日の私はWilleさんをここに連れてきただけのアッシーだぜ」と、前の広場でハチ娘を遊ばせたりしつつ、こらえるのでありました。そして短い時間でしたが、ブラ妻もハチ娘も、Gabbyさんのラテンな雰囲気?にすっかり魅了されていたのでありました。なぜ当日、こっそりと?ここを訪問したのか…。それは、写真を蛮さんに送りつけてビックリさせようと思っていたからなのだ。…なのだ…けど、その前に蛮さんからメールが入っていたのでありました(爆)。世の中、狭いです(でも、迷わずにサントスに行ける日は遠い…)。

2005.08.19 
【ナナメ読み】
アイ・アム・ノット・チャイニーズ@萬晩報
醜い南アの日本人社会@萬晩報
 自称「ブラジル社会に溶け込んでいる」戦後移民(つまりは団塊さんと私が呼んでいるカテゴリーの人)が得意がって口にする度に(といっても3回だけだが)、虫唾の走る話がある。以下は、「俺の20年のブラジル生活で聞いた最高のジョーク(団塊さん曰く)」。「黒人ってチョコレートを食べることができないの、なぜだか知ってる? なぜなら、黒人はどこからチョコレートで、どこからが指だか分からないからさ。あはは。最高のジョークだろ」。この団塊さんはたぶん、日本人はバナナを食べることができないと笑われていることを知らないんだろうな(ジョークとしては、こちらのほうが単なる肌の色以上の含みがあり、気が利いている)。ブラジルに人種差別が存在しないという日本人は多いが、そういう人はたいてい人種差別主義者か、人種差別に鈍感な人である。私が江戸っ子さんの「バイカルチャー子育て」に感銘を受けるのは、ブラジル文化(あるいは人種)との比較を持ち出して日本文化を子供に提供(PR)するのではなく、ブラジル文化というものを評価し、さらにその上に日本文化も…と、両方を100%の水準で子供の中に植え付け、開花させようと努力されているからである。そういうナショナリストであるからこそ(江戸っ子さんは自称「右」)、敬意を払うことができる。
 そうそう、ブラジルではバナナに英語で言うところの「poor」の意味もある。南アのプアホワイトの話といい、バナナのほうのジョークは、実に奥深い。

2005.08.18 
 レプトスピラ症に関して、三浦先生からご指摘をいただきました(三浦先生、ありがとうございます)。掲示板に詳細があります。一部を17日のところに追記しました。安心は禁物、注意しましょう。
 スタバがブラジルにやってくるらしい(ソースは
ここ)。でも実際のところ、スターバックスにはあまり興味が湧かない。毛色は違うけれど、個人的にはバーガーキングに行ってみたい。でも、機会がないんだよなぁ。子供向け企画物だと、マックに軍配が上がるし…って、家族でマックかい!(笑) でも、吉野家とかモスとかも、普通に欲しい…。
 このところ、記事が尻切れトンボになることが多いサンパウロ新聞。社内のリソース配分なのか、業務の流れなのか…気になる。新しい連載手法だったりして(違うよ)。
【ナナメ読み】
「日伯総合センター」の話しも早く決めてくださいよ@サンパウロ新聞
 「文協さまで万端やって発表してくださいませ」という「無関心&お願い調」にも受け取れる書き方…。「マスコミ発表がなきゃ記事になりません(発表していただければ、垂れ流します)」ってことなんでしょうか(違うよ)。言い換えれば、作文を募集してまで文協復権にこだわるのは、「発表垂れ流しでも、読者から批判が起こらないような立派な組織になって下さい(安心して発表を垂れ流しさせて下さい)」ってことなのでしょう(だから違うって)。でも本音は、「早く決めて下さい。重箱の隅をつつこうと、てぐすね引いて待ってるんですから」ということだったりして(それも違うよ)。
入植記念碑の写真@ニッケイ新聞
 「後ろは貯蔵庫かな。やっぱりあっちも農業でがんばってるんだね。日向で白く飛んでるのが残念だけど、いい写真だねぇ」と、まず入植記念碑の写真に見入ったパラグアイ日系社会の連載記事(2回目)。写真説明は、「入植記念碑の除幕式も予定されている」。あはは。写真的には、すでに除幕されているのだった。どっちが正しいんだ…と思って本文を読むと、記念式典をいつやるのか、書いてない。1回目にあったのかな? 今日から読者になったわけじゃないけど、ちょっと悲しい。

2005.08.17 
【ナナメ読み】
レシーフェでレプトスピラ症による死者が25人に@Terra
 どこでも危ない、というわけではなさそうですが。
三浦先生からご指摘をいただきましたので追記
 何所にでもあるわけでは無い!! は全くの誤解です!!
 逆にネズミの居る所(生息する環境)ブラジルならば、何所にで遭っても不思議は無い !
 Brasilの水の都といわれたRecifeには(この病気は)昔から、よくありました!!
 同様に、ハンターウイルスも、多くのげっ歯類(ネズミの仲間)が保菌動物です!! ネズミの尿に病原体が出てきますので、ネズミの糞尿で汚染されていそうな場所、汚染の可能性のある食べ物は禁物です!! 
  三浦先生、いつもありがとうございます。
文協の水曜シネマが人気@ニッケイ新聞
 ふと、妄想した。70年代ぐらいの、ブラジルの華やかかりし頃のリベルダーデの一角の雰囲気を文協内部に再現できないものか…と。安く気楽に…が水曜シネマの狙いなんだろうけど、「ノーネクタイでは入れません」みたいな雰囲気も、あってよろしいかと。日本のバブル期ごろにあった、いろんなジャンルの居酒屋が雑居した…何てったかな? あんな感じで、ダンスホールあり、ボテッコあり、映画ありの、ただし雰囲気は70年代で統一した擬似的いにしえのリベルダーデ。意外とイケル気がするのだけど、真っ先に文協ビルの周辺も含めた治安対策が必要ですな。

2005.08.16 
【ナナメ読み】
おめでとう?@オフレコ日記
 つい1ヶ月ほど前、「某県人会 移住○○周年記念誌」というのを見せられ、「県人会じゃなく県人だろ?」と、話したりしたのを思い出した。実は前日から、岡村淳さんにコンタクトするかどうか悩んで、13日には連絡がとれず、さすがに14日はまずいっしょってことで、取りやめた。よかった。江戸っ子さんに岡村さん…、良い先達に恵まれていることを実感するこのごろ。

2005.08.15 
【ナナメ読み】
写真は生活の豊かさを映す@大西 宏のマーケティング・エッセンス
 実は、同じようなことを実感していた。最近、写真を撮影してないなぁ…。先日も江戸っ子さんと、「なんか私、近頃はヒッキーみたいな生活ですよ」と話していたところ。ぐさりときた。
大耳小耳とモザイク@当地日本語新聞
 記事のこぼれ話が多かったりするんですが、ここを真っ先に読むと(そういう読者も多いのですよ)、何のことかチンプンカンプンだったりすることも。例えば、13日付ニッケイ紙は、「碑に刻む名前を調べるのに、三年かかったというペドロ氏。」で、始まる。何の碑よ? それに誰なんだ?ペドロって。サンパウロ新聞の広告(写真を追加)もそうだけど、今時の読者は(記者も)、「切り抜き」ってやらないんだろうか。ページの頭から順番に記事を読まなかった私が、不良読者ってことですか?

2005.08.12 
 早朝、ある学校(小中高)前の丁字路で、人身事故を目撃。歩行者(小学生)の足首が車の下敷きに。足首がだらりと垂れ、泣き叫ぶ子供。心臓がバクバクした。飲酒運転は絶対にしないと誓っている(のか?)私だけれど、通常の運転でも、こういう危険があると再認識した。
 とりわけ小学生は(親または送迎業者の)車で送迎するのが一般的なのだけど、だからこそ、校門前は車の交通量が多く危険も多くなるという、ある種のジレンマを抱える。子供は、文字通り校門前で車から降ろしましょう。

2005.08.11 
 夕方から、サンパウロに出てこられた江戸っ子さんと、ブラ子さん宅(という表現でよいのか?)で会う。ブラ子ママさん(という表現でよいのか?)のご馳走をいただきつつ、江戸っ子さんとは「バイカルチャーの育て方(実演中)」に関して、たこ焼きマンとはマスコミ論のような話で、充実したひと時を過ごさせていただく。ブラ子さんとブラ子ママさんが台所で動き回る一方、男性人は他愛もない話で盛り上がるというのは…ブラジルの日本人一世の所帯によくある光景…(反省)。で、本日は「いやはや、私はマダマダおふた方には及びませんねぇ…」と、落ち込みたくなるところを勇気づけられたという感じ。

2005.08.10 
【貴卑コラム】 文協に期待すること
【備忘録】
 ルイス・グシケン大統領府広報長官にも、議会調査委員会(CPI)へ召還が求められているという。昨夜、これに関するテレビの報道に接して、真っ先に思った。日本語新聞が、交友関係があるとされる日本人・日系人から独占談話(肯定でも否定でも)を集めないのはなぜなんだろう? サンパウロ新聞ポルトガル語編集部が、一度やったきりです。やっぱり、報道は日本語新聞社の目的ではないのか。

2005.08.09 
【ナナメ読み】
募集 『文協に期待すること』by名無しさん@サンパウロ新聞
 冒頭から、ものすごい誘導(恣意的設問)がなされている、驚くべき広告です。「日系団体のリーダー格でなければならないはず(太字・管理人)」とか、「創立精神の原点に立ち戻って(太字・管理人)」とかが前書きにあって、統計調査を学んだかどうかという以前の稚拙な内容に度肝を抜かれました。広告主もさすがに恥ずかしいのか、誰がこんな広告を打ったのか、主催者名がどこにも書いてありません。投稿先の住所すら、広告欄に掲載されていないという体たらくです(爆)。「発表=文協特集紙上(発刊日未定)」とあるのは、もしかして広告が掲載されたサンパウロ紙のことを意味するのでしょうか…。それとも独自に新聞を発刊するのでしょうか。それともまさかサンパウロ紙がこんな稚拙な世論誘導をやっているのでしょうか。現時点で推測できる広告主のイメージは、現在の執行部に反対意見をもつ一世であり、「文協が変わったのではなく、日系社会の社会構造が変わってしまったということに気づいていないヒッキー」だろうということでしょう。少なくとも文協に関していえば、社会構造が異なってしまったのにそれに目を向けず、原点ばっかり見たがる懐古人間がチャチャを入れてきたので、このような惨状に陥ったのだと思います。さらに思うに、このような前置きをした上で「文協に期待すること」という作文の募集広告を打ったところで、所詮は「日系団体のリーダーとして文協を復活させるには原点に立ち返るんだ」とか、「原点に戻ればリーダーとして文協は復活するんだ」といった意見(に枝葉の生えたもの)しか集まらないでしょう。集まった原稿に目を通し、「実はみんな私たちと同じ思いだ」と、さぞ主催者はうれしいでしょうね。そうやって、ずっとヒッキーをしていればいいと思います。匿名でこんなことをやっている時点で、広告主(主催者側)がどれだけいい加減で怪しい存在なのか、ひしひしと伝わってきますね。
(以上、文頭のスペースを入れて投稿規定の800字キッカリ)

2005.08.08 
【ナナメ読み】
総選挙では拉致問題を争点に…「救う会」が声明@読売
 こんな風に争点というのが決まるのか?
 被害者の皆さんの心情は察するに余りあるにしても、一般の人たちから拉致問題に賛同を得るための手法としては、むしろマイナス効果と思える。
 まあ何ですな。当地の日本人には、「総選挙ではデカセギ問題を争点に」などと主張する有権者はいない訳で、仮にいたとしても、こんな風には日本語新聞は扱わないだろう(と思う)。すごいぞ、読売(爆)。それでも救う会同様、声明を発表すれば新聞が必ず記事として取り上げてくれるものだと勘違いしている日系団体は多いのだけれど。
日系人入居 急増中@ニッケイ新聞
 で、これは読んでみると、援護協会がらみの非日系老人ホームの宣伝…にならないようにホームじゃなくて人物に焦点を当てた…のだけど、やっぱり宣伝になってるという記事。記事は、「…人をひきつける何かが隠されているのかもしれない。」と結ぶ。をいをい、その何かが読みたくて最後まで目を通したんですが。「大切なのは人類愛」だそうで。確かにそう発言したってのは分かるけど、そのまま無批判に掲載ってどうなのよ。人類愛があれば、味噌臭いコテコテの日本移民が非日系老人ホームに入ってもシアワセになれるってことですか? それで入居するホームを探す時は、われわれはどうやってその人類愛を嗅ぎ分けるんですか? 新聞社的には、どう選ぶかという部分はむしろポルトガル語の世界なのかもしれない。それを考えると、こういう風にオチをつけるのも仕方の無いことなのだろうか。でも、シルバー移民(例えば若い世代の移民の両親の移住)だってあり得るんだし、そのあたりももう少し、訪問記ではなく記事として突っ込んで欲しいのだわ。

2005.08.05 
 某氏と久しぶりに会った。それで投資(といっても私のじゃないけど)の話になり、「Yさんはまた日本に(金集めに)行ってるけど、戻ってこないねぇ…。それでも(日本の)新聞で紹介されたらしいよ」という話になった。この件に関しては以前、岡村淳さんから話を聞いていたので、「かなりデタラメだったらしい。岡村さんも、その新聞社に抗議したらしいよ。結局、それでまたYさんは信用を無くしたんじゃなかろうか…」という展開に。Yさんが直々に話したという某氏の仕入れた事情と、周辺から私が伝え聞く事情がまったく違う。Yさんの話を信用してそのまま掲載すれば、そりゃぁ、デタラメな記事になるだろうねぇ…というのがオチになりかけたところで、某氏が、「話をそのまま掲載と言ったら、最近のコロニア新聞もそうだよ。旅行記とかばっかで、つまんない」という。「地方の行事の取材だって、記事じゃなくて旅行記だよ。それに、後は昔話をチマチマ書いたり。そんなのばっかり。もっと、うわぁっていう、事件記事が読みたいねぇ…」と、オチをつけた。私とは、ちょいと嗜好が違うものの、私以外の人も似たような感想なのかと思い、面白かった。
【ナナメ読み】
放送が電波を捨てる日@PCWatch
 ブラジルの日本語新聞の事業展開にとっても、示唆に富む考察。ブラジルに来た1994年、深夜と早朝の1日2回、NHKの短波放送を聞くことは、日本のニュースを最速で入手できるソースとして、これ以上のものは無かった。阪神淡路大震災も、こうして知った(数時間後にブラジルのテレビニュースでも映像が流れましたが…)。生活も環境も、すっかり変わったなぁ…。

2005.08.04 
【ナナメ読み】
パ洗染業者協会50周年@ニッケイ新聞
 この数年という単位で見ても、傑作連載じゃないでしょうか? あまりまじめな読者ではないので、他の傑作を見落としていると思いますが。「記者には良く分かんないんで談話をそのまま掲載」的なものや、はたまた「日記が原稿にまぎれて掲載されちゃいました」という類でうんざりさせられることが多い当地の日本語新聞の連載ですが、これは、ひと味もふた味も違います。談話のバイアスが、単なる思い出話じゃなくて業界と日系社会の歴史の方向にシッカリかかっています。これはやっぱり、深沢さんの手腕なんでしょうねぇ…。連載冒頭の武内神父の言葉じゃないですが、幸せな気分になります。ごちそうさまです。

2005.08.03 
【ナナメ読み】
母ザルの存在が娘ザルの出産率を高める?@散人先生
 なるほど、さすが散人先生。ブラジルが日本と決定的に違うのは、ブラジルでは旧民法でおわかりの通り男性優位の社会なんだけど、実質的には「家族は女性を中心に機能している」ということ。恋人時代は、男性が通う。結婚してからも、基本的には嫁の実家で週末を過ごす。娘が欲しいなとおもったのも、やっぱり、「娘だったら結婚しても、いつでも家にいてくれる」と思ったから。もちろんそのためには、日本人と結婚させちゃぁいけない。まぁ、ブラジルでも出生率は低下傾向にあるわけですが。
 そうそう、余談ながらブラジルには、「娘の子供は孫だが、息子の子供が孫かどうかはわからない」というジョークもある。家族が女性中心なのも、このためなのか?

2005.08.02 
【ナナメ読み】

日本水産:“いちごミルク味”の魚肉ソーセージ発売@毎日
 気が付くと、普通のソーセージは「味が変」と、クレームをもらう時代になるんだろうか。子供たちが読みやすい(好きになってくれる)ひらがな多用の文章(で、逆に日本語としては読みにくくなった)という、新聞の歩んできた道を、ふと思い出した。

2005.08.01 
【ナナメ読み】

戦中の恩人キンコさん@ニッケイ新聞
 写真も欲しいけど、地図も欲しいと思うのは私だけなんだろうか…と、さりげなく期待してみる。

(2005年7月はこちら

 

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