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ブラジル小話 2005年12月

 

日付順(逆順)に並んでます (2006年1月はこちら

2005.12.21
 昨日、ニッケイ新聞に「この一年ありがとう、来年も配達人○○をよろしくな!」みたいなことが書かれたコピーのクリスマスカードというか折込が届けられた。で、今日はなぜか、新聞が来ない。あの紙はつまり、「サボって配達しないけど、来年もよろしくな!」というDQNメッセージだったのか…と、疑心暗鬼になる年の瀬であります。届けられない(かも知れない)紙面を、年の瀬にがんばって作っている編集の人たちに同情。そういえばパウリスタ新聞に勤めていたころ、「雨の日は新聞をビニール袋に入れてくれ」という苦情を受けた配達人が、「じゃあ、よそのを買ってよ。そんな面倒はごめんだね!」と、客に言った配達人がいたっけ。怒り心頭に達した読者から、編集部に抗議の電話がかかってきた。

2005.12.15
【ナナメ読み】

「死亡禁止」の条例案、墓地が満杯で@CNN
 知らなかった! サンパオロとか、ちょっとDQNな雰囲気を漂わせていますが、至ってまじめ…?な、記事。
強盗殺人容疑でブラジル人の逮捕状請求へ 浜松中央署@朝日
 法に触れてブラジルにトンズラするケースが、増えているのか(昔からあったと思うけど)。警察関係の知人によれば、デカセギに行く人(就労目的の養子縁組等は除く)は基本的に、「簡単に見つけられる」そうだ。問題は、「ブラジル側が日本側に引き渡すかどうかだね」ということらしい。それにしても4万5000円の強盗殺人とは、トンズラのための航空料金にも満たない。悲しいな。
娘のために謝罪して@ニッケイ新聞
 静岡県内で10月、日系人Patricia Fujimoto容疑者が運転していた軽乗用車(ニッケイ新聞の原文では「のった軽乗用車」…って、オイオイ、彼女は同乗者かね)の衝突事故により2歳児が即死。同容疑者が国外逃亡を図った件で、サンパウロ市内の本籍地へ、(剛)記者が突撃取材。もはや憤りを通り越して…(以下略)。

2005.12.14
【ナナメ読み】

円売りの話(作家対決)@ニッケイ新聞
 組織的な円売りがあったのかなかったのか。高橋幸春氏と醍醐麻沙夫氏のやり取りを読んで、ふと、南京大虐殺の話を思い出した。「あっても、虐殺なんてぇ規模じゃなかったはずだ。何人か殺される程度のことは、戦争なんだから(普遍的にほかの場所でも)あるだろ」とは、その昔、某新聞社のお偉いさんの発言。
 ポルトガル語の新聞を読むようになって驚いたことのひとつは、ポルトガル語では(たぶん英語も)、少人数でもmassacreを使うことだ。人数に関係ないんだわ。円売りでも、高橋氏が「組織力を利用して販売=組織犯罪」としているのに対して、醍醐氏は「実際に販売されたのはわずかな額であり、組織犯罪と言える規模ではなかった」と主張している。かみ合っていない。たぶん醍醐氏にとっては、サクラを使って通行人をその気にさせて類似品や密輸品を販売するという露天商の行為は、組織犯罪じゃないんだろう。しかも、起訴すらされていないのだから、模造品を販売した事実があったとしても犯罪者扱いはするな、と。

2005.12.13
【ナナメ読み】
元コールガールの体験記がブラジルでベストセラーに@infoseek
 えっとですね、「
ブラジルは世界最大のローマカトリック国だが、性についてはおおらかな風潮があるようで、階級を問わず人々は自らの性的な関心を進んで話題にしたり、街中の売店では成人向けの雑誌が堂々と売られていたりすることもある」というのは、むしろ「ブラジルは世界最大のローマカトリック国だが、性についてはタブー視しない風潮があるようで、階級を問わず人々は自らの性的な関心を進んで話題にしたり、街中の売店では成人向けの雑誌が堂々と売られていたりすることもある。ただし、いわゆる性については(日本よりも)保守的」というほうが適切な気がする。ちなみに公衆の場で販売されている成人向け雑誌の場合、胸(というか乳首)が見えてもいけないので、そういう表紙の場合はカバーがかけられている。もちろん、年齢にかかわりなく、街頭(公衆の場)で開けてみることができないようにビニール袋に入れられている(もちろん、単純に立ち読みをさせない意味もある)。コンビニに無造作に並べられている日本とは、違う。またテレビでも、「家族番組(年齢制限なし)」の場合、同様に胸ポロリなぁんていうことも禁止されている。

2005.12.09
 今日12月9日は、ブラジル生まれの天才ドライバー
アイルトン・セナが、トールマンと契約してF-1の世界に足を踏み入れた日。1982年のことだった。

2005.12.06
【ナナメ読み】
ブラジル雑俳紀行(6)@ニッケイ新聞

 仕方がないんだけど、笑った。「
スチュワーデス美人ぞろい どことなくピラニア似」との見出し。「スチュワーデス ピラニア顔が 多くおり」だそうな。だけどブラジルでは、女性をピラニアに例える(あるいはピラニアと称する)のは、最大の侮辱なのだ。「あの女はピラニアだ」という場合、これは「積極的に誰かれ構わず男を誘惑して寝る女性、他の女性の男を平気で寝取る女性を意味する」。似たような言葉にガリーニャ(雌鳥)というのがあるのだけど、こちらは「男の求めに応じて、誰かれ構わず寝る女性」というニュアンス。ともに売春婦の意味でも使われる。ただし男性と女性、どちらに誘惑の主導権があるのか、という部分で使い分けられている気がする。ちなみに夫の浮気が発覚した場合、寝取られてしまったほうの女性(つまり奥さん)が、浮気相手の女性を(ガリーニャではなく)ピラニアと罵ることが多い。これは、奥さんのせめてものプライドなのだろうと思う(つまり、夫婦に非があったのではなく、相手の女の行動に問題があったというニュアンスになる)。というわけで、ブラジル人女性に面と向かってあなたはピラニア顔だなどと言うと、叩かれるぐらいでは済まないのでご注意ください。
 あと、蛮人堂さんからいただいた情報が、ニッケイ新聞に掲載された(静岡県で死亡事故を起こしながらブラジルへ逃亡した日系女性の記事)。ブラジル側の居住地の割り出しも視野に入れているそうな…。こういう、物品の流通だけでなく、犯罪捜査の面でも両国間の敷居が低くなることに期待。

2005.12.01
 新しいFire Fox(Ver. 1.5)を導入。Ver. 1.07からちょっとした改良が加えられていて、使いやすくなった。Ver. 1.07の場合、とりわけWin XPとIE(ただし私は小さいウィンドウをドカドカ開けて並べ替えるという使い方)という組み合わせから移行するメリットをあまり感じなかったのだけど、メインのパソコンがWin 2Kに後戻りした現在、Ver. 1.5はXP+IEに近い使い方ができるので便利になった(気がする)。もっとも、IEと比べて文字化けしにくいというのが、導入のきっかけだったようにも思う。

(2005年11月はこちら

 

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