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ブラジル小話 2006年7月

 

日付順(逆順)に並んでます

2006.07.28
 サンパウロ新聞の百周年特集、いいですねー。ここでも報じた、ロゴの問題、内部関係者から「著作権は広告代理店」という話を伺ったんですが、公式回答では違うみたいですね。質問状が届いてから回答までのながーい間の協議で、変更されたんでしょうか。それとも、内部ですら何が何だか分からない状態なんでしょうか。いやはや。でも、「それぞれの百周年がスタートした」って表現(だったか?)には、今後はネットワークとしてのコロニアに変わるべきという考えの私からすると、むしろ拍手喝采なんですけどね。
 さて。サンパウロはなんだか夏のように暑いし、それに「にっけい新聞」(カタカナか漢字かはあえて伏す)の某氏から、「やっぱりやらなきゃねー」という非難を頂いたので、ようやく。。2006年のカーニバルで、一番期待値の高いと思われるこのお方からどうぞ。

2006.07.25
 どったんばったんしつつ、こんな田舎へ行っておりました。すみません。

場所

Macedonia - SP

カメラ

Olympus E-1 (4/3 CCD)

レンズ

 

露出

F8 1/250

感度

100

WB

5043K

現像

SILKYPIX

ブラ父の友人の農場の、コーヒー豆の天日干し

2006.07.10
【ナナメ読み】
消費税なんか怖くない@内田樹の研究室 
 会社を辞めちゃおうかと思ってるっす(というのが数日前の状況で、現在は辞めたい病の後退期に入った)某氏とメールで色々とやりとりして、そこで書いていた内容、つまり私が普段ネットワーク型と呼んでる人たちの基準みたいなことが、簡潔にまとめてある。コロニア人を見ていると、「自分がしなければいけないことを誰かがしてくれるので、そうやって浮いたリソースで他人のしなければいけないことを代わりにやってあげる」んじゃなくて、「自分がしなければいけないことを誰かに押しつけ、そうやって浮いたリソースで他人のしなければいけないことを代わりにやってさらに儲ける」って感じかと。ま、だからコロニアなんてものには近づかなきゃ良いだけなんだけど。

2006.07.09
 ワールドカップの決勝戦、なんでみんな、こんなに盛り上がってるんだ?と思っていたら、イタリア人街の方向みたい。でもご近所でも、それどころか家の中でも微妙にイタリアを応援する人が。…ブラ妻ってそういえば、イタリア系の四世だった。おっと、そうするとハチ娘はイタリア系の五世か…。

2006.07.06
 ブラジル映画祭の日本語字幕のカタカナ表記で、日本側とのやりとりに四苦八苦。Banca誌でもそうなんだけど、日本の皆さんはなんで、文法を考慮しないで議論しようとするんだろうか。
 先日、とある会合で、「なんでニッケイ新聞は、ロナウドとかアウキミンなんて書くんだ? 読者である移民を馬鹿にするのもいい加減にしろ! 明らかに、文法上、誤ってるじゃないか。何度も編集顧問に苦言したが、『若い者は言うことを聞かない』の一点張りだ。若い記者たちはみんな、記事(たぶんオーリャのこと)では『移民をレスペイトして…』などとこぞって書いているが、ああいうのを見ると、いったい、どこをみて新聞を作っているんだと思える。移民として、読者として、実に不愉快だ!」と、ごもっともなお叱りを受けた。しかも、一人が言い出すと、その場にいた全員が同調、私がやり玉に挙げられた。でも私、ニッケイ新聞社なんて、とっくの昔に辞めているんですけど…。現在のカタカナ表記の基準ができたのは私の退社後だし、この基準を具体的に文法上からも誤りであると指摘したけど、確かに聞く耳なんて持たなかったな。批判する方は文法に則って批判するんだけど、これを受ける新聞社側が「文法なんて無視」という立場だから、永遠に議論がかみ合わない(ま、マスコミが無視するのは文法という法律だけに限らないと思えるのですが…)。ちなみにRonaldoをロナウドと書くのは、本田さんをRondaと書くのに近い誤りですな。Hondaと書いて、オンダじゃなくホンダと発音させればよろしいんじゃないでしょうか。つまり、ロナルドと書いて、ロナウドと発音したい人はどうぞ、ということ。あくまでも「U音」じゃなくて「L音」なのだし。
 ところで昨日、某旅行代理店からめでたく独立されたカメラマンのAKさんに道ばたでばったり。とりとめのないカメラ論議で盛り上がった。彼の文章は「根暗っぽい」んだけど、実際に話すと、「まぁ〜たく、人生を達観されていますねぇ…」というぐらいに楽しい。また、鋭い人物評にもタジタジ。私はいったい、どういう風に評価されてるんだろうか?

2006.07.04
 ニッケイ新聞が、橋本龍太郎元首相の訃報を特集。ところで、大浦文雄さんは、たしか移民百周年の委員会だか協会にも関係していたと思うんだけど、この日伯学園コーディネーターというのは、こうした団体の中の役職なんだろうか。それとも、事業ごとに個別に(切り離された形で)組織があるんだろうか。コロニア部外者にとって、百周年に関係してどのような組織がどのように活動しているのか、本当にややこしい。

2006.07.03
【ナナメ読み】
ダイキン工業、ベルギーで盆踊り大会 2500人参加@asahi.com
 ブラジルとは関係ないけど。
 そういえば、主催団体のひとつである某社マスコミ関係者が「ま、そういうことになっていますから」と、半ば照れながらキャッチにしている井上祐見さんの「コロニアが育てた歌手」。でも、今年の新聞報道を読んで、当人(といっても井上祐見さんじゃなくニッケイ新聞編集部の人なのだけど)が照れる必要なんて無くて、以外にもこのキャッチの通りじゃないかと思ったりしている。ま、あまり書くと贔屓の引き倒しみたいになるので控えめにしておくけれど、ニッケイ新聞の記事で主催・後援の企業に某氏の名前を発見し、「(祐見ちゃんなどと呼んじゃう高木ラウル・ニッケイ新聞社長だけじゃなく、実益に直接は結びつかない某氏も含め)皆さんファンなんですねぇ…」と思える雰囲気なのだ。…と、この記事を読んで思い出したことなどを。ブラジルの日本人が議員を国会に送るというのもそうだけど、ブラジルの日本人が紅白に歌手を送り出すというのも、夢がある話ですね。
帰伯逃亡犯罪人問題で県連が協力を要請@ニッケイ新聞&サンパウロ新聞
 同じ取材でありながら、ニッケイ紙は「協力で一致」、サンパウロ新聞は「反論続出で議論を中断」を報じている。どっちなんだ? ニッケイ紙の方は、ちょっとバイアスが強すぎるような気もするけど。かといって、かなり具体的な書き方なんでガセとも思えず。ま、両方の報道を足して2で割ったぐらいが実は本当って感じなのかも知れませんね。サンパウロ新聞の報じた「『日本人の犯罪者も多いのに、なぜ日系人だけが悪いと言われる必要があるのか』」というある二世会長?のコメントには、一瞬、ブラジルで違法就労する日本人のことかと思ったので、ちょっと笑った。でもたぶん、日本国内のことなんだろうけど。

2006.07.01
 負けました…前半の最初の数分だけで、後のブラジルは全く良いところ無かったですね。後半に入ってロナルジーニョ(ロナウド)の嘘コケが始まったんで、絶対に勝てないと思ったのだわ。嘘コケは、なんというか、ブラジルのセレソンが焦っているときの定番ですよね。「こけてる暇があったらシュートじゃないか!」と、デブで走れないロナルジーニョにアナウンサーもお怒り。解説陣は、「選手の足だけじゃなくて監督も、(思考回路が)停止してる!」とお怒りでしたな。カカーにカフーも、良いとこ無かったし。それに後半30分で選手交代のスタートってどうなのよ。前半終了時点で選手の入れ替えがなかったのが信じられない。それにしても、フランスのプレーは華麗でしたねぇ。

(2006年5月はこちら

 

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