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自家現像

 当サイトの管理人は日本語新聞社勤務時代、一部の社員からモノクロフィルムをこっそり現像するように頼まれることがあったそうだ。そのフィルムには、その社員が前夜にGETした女性の、スッポンポンの姿があったそうな。こういう、公序良俗に反する写真をこっそり楽しむには、自家現像という手段が一番手っ取り早い。もちろん今なら、デジカメとプリンターという、より簡便な方法がある。

 これを意識してかどうか日本では、エプソンが自社のプリンター名に「カラリオ」なる放送禁止用語を使用しているという。いくら何でも、かつて自家現像していたHマニアが、「カラーリョ=caralho=チ○チ○」なる直截表現をしているプリンターを買うだろうか?

 と思っていると、実は結構な人気だという。

 当サイトの常連、蛮人堂氏はパソコンショップの店頭で、若い女性店員に向かって次のような会話をするのが趣味だという噂だ。

「プリンターはどれがオススメですか?」

「エプソンのカラーリョ(チ○チ○)です。こちらのカラーリョ(チ○チ○)は、早いんですよ」

「遅い方が良くないですか?」

「いいえ。やっぱり、早い方が良いですね。それに、早くてもカラーリョ(チ○チ○)なら、綺麗ですよ」

「実は店員さんも、使ってるんでしょ」

「ええ.。私もカラーリョ(チ○チ○)が好きなんですよねぇ」

 はたまた、

「大きく伸ばせるカラーリョ(チ○チ○)はどれですか?」

「こちらなら、通常の2倍にできます!」

「個人的な好みとして、大きくできるカラーリョ(チ○チ○)と、小さいの、どっちが好きよ?」

 なーんて言ってたりして。

 セクハラじゃないのか? いや、これがエプソンの販売戦略なのだろう、たぶん。


後日談 蛮人堂氏が告白したところによれば、こんな悪戯もしているらしい。

「最近、俺のカラーリョ(チ○チ○)が調子でないんだけど…。使いすぎかな。ちょっと診てもらえる?」

「ハイ。では、店の奥のほうへ…」

 パソコンショップの子羊ちゃんたち、気をつけてね! って、そんなことするのは蛮人堂氏だけか。

※ 日本で発売されているエプソンのプリンターのローマ字表記は、正確には「Collorio」で、カタカナでは「カラリオ」です。ポルトガル語の「caralho」とはまったく関係ありません。またブラジルでは、「Stylus」というシリーズ名になっています。

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