8月の写真 |
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Café冬のこの時期、コーヒーの花が咲いているという。そこでカメラを片手に出かけてみた。 一斉に満開というわけではなく、いくつかの木が、びっしりと花をつけている程度だった。それでも、花をつけているコーヒーの木は、遠目には雪が積もったようにも見える。小さいながらも白い花が密集しているためか、蜂たちがせっせと飛び回っている。あたりには、ほんのりと甘い香りがする。 花は朝咲き、昼過ぎには強い日光でしおれてしまうという。きれいな花を探して歩き回っていると、やや薄めの紅い色をした実を見つけた。ちぎって口に入れると、サッパリとした甘味が口の中に広がる。そして中から、薄い皮に包まれた、おなじみの形が現れる。ただし、色はクリーム色である。 カリっとかんで割ってみたが、想像していたような苦味はまったくなかった。
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