2004年7月の写真 |
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木陰正直、サンパウロってゴミゴミしていてキタナイと思う。歩道は穴ぼこだらけで、気をつけないとけつまずく。そうやって、下ばかり見て歩く癖がついた。 ところが曇り空だった気候が一転、このところ、青空が広がる。そう言えば、シダと青空って、南国だなぁ…などと意識しながら歩いてみた。 いいねぇ…と思うのはいずれも、警備員がいたりする建物の敷地で、ちょっと撮影はできなさそう。残念。 そこで帰途についたところ…、今まで、全く意識したことがなかった場所に、大きなシダがそびえていた。 「うわ。でか!」 名前は、皇帝椰子だったか。 この椰子の木陰にお世話になったこともあるのに、下ばかり見て歩いているせいか、その存在に全く気付いていなかった。坂本九ちゃんじゃないけれど、上を向いて生きたいねぇ。そんなメッセージを、この椰子は伝えてくれるのだった。
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