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なぜナタール(クリスマス)と呼ばれるの?

旅行代理店を利用してみれば…

ナタール旅行の必需品

なぜナタール(クリスマス)と呼ばれるの? 

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レイス・マーゴス要塞

レイス・マーゴス要塞

 リオ・グランデ・ド・ノルテ州の州都ナタールは1599年12月25日に行政区として制定されたことから、ポルトガル語でクリスマスを意味するナタール(Natal)と命名されました。

 当時、一帯で先住民と交易していたフランス人の駆逐を目的として、レイス・マーゴス要塞(Fortaleza dos Reis Magos)の建設が計画されました。こうして1957年、ペルナンブコのカピタン、マヌエル・デ・マスカレーニャス・オーメン(Manuel de Mascarenhas Homem)がこの地に入ったのです。

 軍事的要衝としてスタートしたためにナタールは、都市としては緩やかに成長してきました。最初の区割りは1922年で、リベイラ(Ribeira)区やシダーデ・アルタ(Cidade Alta)区など6区が制定されています。他の地方都市との幹線道路が敷設され、実際に都市として機能し始めたのは、人口が約3万人に達した1940年代以降です。

 さらに第2次大戦中の1943年1月28日には、ジェトゥーリオ・ヴァルガス大統領とルーズベルト米大統領の合意によって、アフリカ最南端のこの地に米国の軍事基地が建設されました。さらに1965年には、バレイラ・ド・インフェルノ(Barreira do Inferno=地獄の関所という意味)と名づけられたブラジルの宇宙計画基地が建設されました。

宇宙計画基地前のモニュメント

宇宙計画基地入り口

宇宙計画基地前のモニュメント(左)と入り口

 地理的な要衝としての国家プロジェクトと、豊かで美しい自然、快適な観光が一体となった街が、ナタールなのです。

 ナタールの人口は、最新調査で約7万人、現在では約75万人と推定されています。

旅行代理店を利用してみれば…

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 今回の旅行は当初、単に現地へ行ってみようという気分でスタートしました。路線バスなど現地の交通手段などを利用して、砂丘などを観光しようという安上がりな方法を考えていたのです。というのも往復の航空チケットは、2000年に日本を往復した時のマイルを利用したものだったために、旅行代理店を経由する必要性も無かったからです。問題はホテルの予約ぐらい、という認識でした。

 ところが偶然に旅行代理店の方と知り合ったのきっかけに、ホテルの予約を頼んでみました。そうすると案の定、最低限のパッケージツアー(つまり市内観光と砂丘のバギー)も組み合わせてはどうかと勧められました。

 (げ。やっぱりそう来たか!)

 と身構えたものの、内容と価格のバランスが取れていたので、これも併せて申し込んでみました。

 結論から言いますと、ブラジルの旅行代理店のツアーは柔軟性に飛んでいて非常にお得でした。パッケージツアーというと、日本のように最初から終わりまで、すべて決まっているというイメージでした。ところがブラジルのパッケージツアーというのは、翌日の希望などを旅行代理店に告げてかなり自由に日程を調整できるのです。もちろん、その日のツアーに参加しなければ、完全な自由行動です。しかもツアーの中でもさらに小ツアーに参加したりしなかったりと、いろいろな選択肢があります。ただしツアーに参加すればするほど、費用はかさむのですが。

 まるで、タクシー代わりにパッケージを利用するという感覚です。しかもこちらはガイド付きだから楽しいし、面倒なことはすべて代理店任せというのも楽ちんでした。それにガイドは、旅のアドバイザーとしても最適。レストランやディスコ、ライブハウス情報など、細かく相談に乗ってくれます。

 もうひとつ、現地に到着して驚いたのですが、個人で直接予約するよりもホテルの料金が格段に安いのです。海岸とは反対側の部屋などといったハンデはものの、差額さえ支払えば部屋の変更も可能。それなら現地に到着後、ホテルや部屋のロケーションを確認してから変更しても十分だと思います。

 ブラジル国内からナタールへ行こうと思う人も、日本からナタールへ行こうという人も、日系の旅行会社などを利用して現地の代理店に話を通してもらえば、楽しさ倍増は確実だと思います。ただ、ガイドの必要性はポルトガル語の会話力次第という点も多いので、すべての方にお勧めとは言い切れないところもあります。

 通訳してくれる人がいるなら、文句なしにお勧めです。

ナタール旅行の必需品

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日焼け止めグッズ
 サングラスと日焼け止めは必需品。木陰にいても、日差しは強いのでこまめに日焼け止めを塗りましょう。日焼け止めの価格はサンパウロと同じぐらいか、商品によって(とくに強力な日焼け止め)は、ナタールのほうがサンパウロよりも安かったりします(それでも、初日の分ぐらいは持参しましょう)。

酔い止め
 遊覧船クルーズを予定している人で船酔いしやすい人は、持って行った方が無難です。

タオル
 ホテルで借りることができるので、とくに必要というわけではありませんが、あれば便利です。

双眼鏡
 これで砂浜のカワイコチャンたちを…というのは冗談で、イルカを観察するためです。それほど高い倍率は必要ありません。

その他
 個人的には、防水デジカメがあると便利だと思います。ナタールの海岸は風が強くて砂が舞うので、フィルムカメラはフィルム交換も大変です。明確な意図がない限りデジカメ、それも防水ハウジング入りのものが便利です。さらに、各所にインターネットカフェがあります。ほとんどのケースで、ホテルから徒歩5分から10分程度で見つかると思います。

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